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「総理死亡」の報に日本が揺れた…1936年2月26日に起きた「衝撃的な大事件」の全容


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「総理 死亡」の 報に 日本が 揺れた… 1936 年 2 月 26 日に 起きた 「衝撃的な 大事件」の 全容
神立 尚紀


 
昭和11(1936)年2月26日、「皇道派」と呼ばれる陸軍の一部青年将校が「昭和維新」を号し、1500人近い部隊を動かして首相官邸や重臣、新聞社などを襲った。高橋是清大蔵大臣、斎藤実内大臣、渡辺錠太郎陸軍教育総監らが惨殺され、鈴木貫太郎侍従長が重傷を負い、岡田啓介総理大臣は、義弟の松尾伝蔵陸軍大佐が身代わりになって危うく難を逃れた。この日本の憲政史上かつてない規模のクーデターは、二・二六事件と呼ばれる。




筆者は岡田啓介総理の次男・岡田貞寛氏と、生前、東京・銀座の交詢社(福沢諭吉が創設した日本最古の社交クラブ)で隔月に開催されていた「交詢社ネービー会」で何度かお会いした。ここでは岡田氏の回想と著書『父と私の二・二六事件』(講談社。現在絶版)などをもとに、岡田総理の奇跡的な救出劇を中心にこの事件を振り返る。


 
日本を揺るがす大事件
中央気象台(現・気象庁)の観測記録によると、昭和11年2月22日、関東地方は、南岸低気圧の接近で、まれに見るほどの大雪に見舞われていた。2月23日の東京の積雪量は、観測史上第3位の36センチと記録されている。その雪がまだ解けずに残る26日水曜日の早朝、日本を揺るがす大事件が起きた。

 

 

「皇道派」と呼ばれる陸軍の一部青年将校が「昭和維新」を号し、1500名近い下士官兵を動かして首相官邸や重臣、新聞社などを襲い、高橋是清大蔵大臣、斎藤実内大臣、渡辺錠太郎陸軍教育総監らを惨殺、鈴木貫太郎侍従長(終戦時の総理大臣)に重傷を負わせるクーデターを起こしたのだ。

 

 

叛乱部隊による重臣への襲撃が終わっあと、朝8時頃からまたも雪が降り始め、翌朝までにさらに7センチの積雪が記録されている。

 

 

「あの日は朝から校庭の塀際に武装した下士官兵が立っていたり、朝食後にはなぜか陸軍教育総監の渡辺大将が陸軍部隊の襲撃を受け殺害された、などの情報が先に入ってきたりしましたが、私はこれは陸軍の『統制派』と『皇道派』の内輪争いで、父が襲われたかもしれないとはまったく考えもしなかった」

 


「総理死亡」の報に日本が揺れた…1936年2月26日に起きた「衝撃的な大事件」の全容(神立 尚紀) | マネー現代 | 講談社