「アイスは暑い日に子供が食べるもの」
もうそんな時代はとっくに終わった。12月上旬、FRIDAY記者が訪れた都内スーパーの冷凍ショーケースの前に立っていたのは、60~70代の男女が多く、親子の姿は少なかった。ある中年男性はケースの左端からおもむろにハーゲンダッツのバニラ味を取り出すと、どこか嬉しそうな表情でレジへ向かっていった――。
「実は、ハーゲンダッツが最も売れるのは12月なんです。消費者が夏にアイスを欲するのは、食べて涼みたいから。ある意味、機能性が重要視されている。一方、冬にアイスを求める人は、嗜好性を重視する。多少価格が高くても、寒くても食べたくなるような上質なアイスが売れる傾向にあります」(アイスクリーム評論家のアイスマン福留氏)
12月になれば、街中のそこかしこで高齢夫婦が大量にハーゲンダッツを買いだめする光景を目にする機会が増えはじめる。
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