中国は2023年10月10日、「一帯一路の共同建設 人類運命共同体構築の重大な実践」との白書を発表し、一帯一路がいかに世界に貢献しているかをアピールしている……152ヵ国、32の国際機関と200件以上の共同建設文書に調印、対外直接投資は2400億ドル(約36兆円)を超えたという。インフラ整備が進み、雇用を生み、大きな「成果」があったというわけだが、中国資本がなだれ込んだマレーシアやカンボジアの街が今どうなっているかというと、タワーマンション群は買い手が集まらずゴーストタウン化し、投資が止まった高層ビル群は工事途中で放棄されゴーストビル化していた…