「週刊 少年 チャンピオン」が 1 冊 10 万 円 超え!? 高値の 理由は 「ブラック・ ジャック」 第58話に あり
手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』は医療漫画の金字塔である。手塚の代表作であり、現在も単行本が売れ続けている日本を代表する漫画のひとつだ。世代を超えて読み継がれ、この漫画をきっかけに医者を志した人も多いとされる。
さて、手塚によって描かれた『ブラック・ジャック』は全部で242話あるのだが、すべての話を読むのは至難の業である。それは、単行本に収録されていない話が存在するためだ。
医学という繊細かつ専門性の高いテーマを扱う以上、手塚が誤った描写を行ったこともあり、連載中に何度か抗議が寄せられたという。また、既に連載が始まってから約50年の歳月が経ち、時代に合わない表現がなされている話もある。そういった話は様々な事情で、お蔵入りになっているのだ。また、オリジナルの単行本に収録されているのに、なぜか全集に収録されていない話も存在する。
それでも『ブラック・ジャック』は歴史的名作ということもあり、生前にお蔵入りとなった話が、死後に限定版などに収録されることはあった。なんと、オリジナルの単行本や全集にも未収録の話が、コンビニコミックに載った例まである。それでも唯一、これまで一度も単行本に収録されていない話が存在する。それが、第58話「快楽の座」なのだ。
「週刊少年チャンピオン」が1冊10万円超え!? 高値の理由は「ブラック・ジャック」第58話にあり|Real Sound|リアルサウンド ブック
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