俳優・のん(旧名:能年玲奈)が改名から9年を経て、ついに「完全復活」への道を歩み始めている。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(2013)で国民的ブレイクを果たした後、所属事務所との独立騒動により、長らく地上波から姿を消していた彼女。しかし、近年は自主制作映画やアート活動、音楽活動など、枠にとらわれない創作表現で独自の存在感を築いてきた。
転機となったのは、主演映画『さかなのこ』(2022)や海外で高評価を得た『Ribbon』(2022)、さらには最新主演作が世界的ヒットを記録したことだ。特に海外の映画祭で「独立した女性アーティスト」として高く評価され、国際的にも“NON”というブランドが確立されつつある。国内でも企業CMへの起用が増え、地上波テレビ局との関係修復も進行中とみられ、来年以降には民放ドラマやバラエティ番組への本格的な復帰も現実味を帯びている。
一方で、のん本人は商業的な復活以上に「自由に創作する環境」へのこだわりを貫いており、映画監督・俳優・音楽家としての多面的な活動を続けている。芸能界の旧来の慣習に縛られず、表現者として自らの道を切り開いた9年間。その軌跡が今、国内外から再評価され、「能年玲奈」時代を超える新たなステージへと進もうとしている。

主演作が世界で大ヒット「のん」改名から9年でついに大化け 来年からは地上波も完全解禁か | AERA DIGITAL(アエラデジタル)
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