この記事は、ラグビー元日本代表の松尾雄治氏の「話の肖像画」シリーズ第16回として、松尾氏が日本のラグビー界の意識が変わる瞬間を目の当たりにしたエピソードを綴っています。
松尾氏のチームが日本一に輝いた試合後、その祝勝会という異例の場に、なんと敗れた対戦相手の大学生たちが姿を現します。
勝敗を超えた相手チームの学生たちのこの行動は、ラグビーというスポーツに対する深い敬意と、互いを認め合う真のスポーツマンシップを示すものでした。松尾氏は、この次世代のラガーマンたちの行動から、従来の慣習にとらわれない新しいラグビーの精神を感じ取り、「これから日本のラグビーは変わる」という強い確信を抱いた瞬間について語っています。

これから日本のラグビーは変わる 試合後、日本一の祝勝会に現れた対戦相手の大学生たち 話の肖像画 ラグビー元日本代表・松尾雄治<16>
《新日鉄釜石が7連覇を達成した昭和60年1月の日本ラグビー選手権は、「ミスターラグビー」と呼ばれた松尾さんの引退試合でもあった。試合後の祝勝会の裏側で「世代…
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