井上尚弥は、当初予定していたフェザー級転級を見送り、スーパーバンタム級での活動を継続することを決断。理由は、急激な階級変更によるパフォーマンス低下の懸念からで、「最高の状態で戦えないなら階級は上げない」という信念を貫いた。今後は9月に元王者アフマダリエフとの統一戦、12月に王座防衛戦、来年5月には東京ドームでの中谷潤人戦を視野に入れている。階級変更よりもベストな状態での試合を優先する姿勢に、揺るぎないプロ意識がうかがえる。

井上尚弥はフェザー転級計画をなぜ変更? バンタム時代にもぶつけた”ブレない信念”「パフォーマンスが潰されるなら上げない」
カルデナスとのラスベガス決戦を終え、さらに声価を高めた井上。(C)Getty Images 井上が歩む平たんではない道のり いまや世界でも「最強」と目されるファイター、井上尚弥(大橋)が歩む道のりは
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