日本郵政グループで不祥事が相次ぐ背景には、単なる民営化の問題ではなく、「官」から「民」への移行が中途半端だったことがあると指摘される。形式上は民間企業でも、内部には旧・官僚体質が根強く残り、企業統治や不正防止の仕組みが機能していないという。対照的に、JR各社は民間企業としての規律を身につけ、信頼を回復してきた。郵政グループに足りないのは、「真の意味での民間企業としての意識改革」だと論じている。

生まれ変わったJRとは大違い…なぜ日本郵政グループで不祥事が続くのか「民営化のせいではない」本当の原因 一向に「民間企業らしい規律」が働かない組織
日本郵政での相次ぐ不祥事の原因は何なのだろうか。郵便局・郵送事業子会社の日本郵便が6月25日、配達員の点呼を適切に行っていなかったとして国土交通省から処分された。貨物運送事業の許可を取り消され、トラッ…
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