「東海のカマチョ」の異名を持つ畑中清詞は、初の世界挑戦で敗北を喫し一度は引退を決意するも、復帰後は驚異のパンチ力を武器に快進撃を続け、1991年にWBC世界スーパーバンタム級王座を獲得。絶望から這い上がり世界王者となった熱き男の軌跡と、その後のボクシング界への貢献をたどる。

日本ボクシング世界王者列伝:畑中清詞 失意の初挑戦から驚異の打撃戦で世界の頂きに駆け上がった「東海のカマチョ」
畑中清詞はエリートボクサーとしての非凡な才能を携えていた photo by AFLO井上尚弥・中谷潤人へとつながる日本リングのDNAたち10:畑中清詞 1980年代半ば、日本のプロボクシングは、どこかに憂鬱を湛(たた)えていた。世界チャ…
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