日本の7月が異常な暑さに見舞われている原因は、周辺の海水温が記録的に高いことにあります。特に日本近海では世界でも突出して海が暖かく、これが湿った空気を生み、夜間の気温も下がりにくい「超熱帯夜」状態を引き起こしています。気象庁も「異常気象」と明言するレベルで、もはや「熱帯夜」という言葉が現状に追いついていないと専門家は指摘しています。

なぜ7月なのにヒドイ暑さが続くのか…「世界の中でもダントツに異常」という日本付近の海で起きていること もはや「熱帯夜」という言葉は死語になった
今年は多くの地域で統計開始以来、最も早い梅雨明けとなった。これが夏の気象にどんな影響をあたるのか。三重大学大学院の立花義裕教授は「日射量が一番多い6月下旬に晴が続くと海水温が上昇し、猛暑が強く、また長引くことが考えられる」という――。(第1...
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