1995年の名曲「旅人のうた」は、中島みゆきが“社会からこぼれ落ちた人々”に寄り添い、祈るように歌い上げた傑作。弱さを抱えながらも歩み続ける旅人たちへの賛美が込められたその歌は、当時の時代背景とリンクし、多くの人の胸を打った。

【ミリオンヒッツ1995】中島みゆき「旅人のうた」社会からこぼれ落ちた弱き者たちへの賛美
して、この3曲のなかでドラマの主人公の心情に最も肉薄しているのが、『家なき子2』の主題歌だった「旅人のうた」である。前作の主題歌「空と君のあいだに」では犬の視点から主人公の境遇を歌っているのに対し、「旅人のうた」では、帰る家がない主人公の心...
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