中学生の息子が「昭和に生まれたかった」と語る背景には、令和の便利すぎる時代に対する物足りなさがある。昭和は「不便さ」や「足りなさ」が当たり前だった分、小さな変化や進歩にワクワクできた時代。テレビや電話、自動車など、夢だったことが次々と実現していく過程が人々を熱狂させた。現在は何でも揃い、成長の実感が得づらくなっているからこそ、昭和の“発展していく実感”が魅力的に映るのかもしれない。

中学生の息子が「俺、昭和に生まれたかった」…便利になった令和より昭和のほうが魅力的に見える納得の理由 「こうなったらいいな」がどんどん実現していった
令和時代はどんな人材が求められているのか。電通 未来事業総研『未来思考コンセプト ポストSDGsのビジョンを描く』(クロスメディア・パブリッシング)の著者の一人、吉田健太郎さんは「不便を解消することで生活を良くしていった昭和時代と異なり、い...
コメント