アンパンマンの生みの親・やなせたかしが生涯語り続けた弟の記憶。22歳で特攻隊として海に散った弟・柳瀬榮。やなせは「アンパンマンの顔は弟に似ている」と語り、その笑顔に“100倍の悲しみ”を込めていたという。朝ドラ『あんぱん』では描かれない、弟の淡い恋や兄との絆に迫る感動秘話。

やなせたかしの弟は22歳で海に沈んだ…「アンパンマンの丸い顔は弟に似ている」と語った兄の「100倍の悲しみ」 朝ドラ「あんぱん」では描かれない、やなせたかしの弟の「淡い恋」
朝ドラ「あんぱん」(NHK)では、「アンパンマン」の作者やなせたかし氏の戦中・戦後をモデルにしたパートが展開中。ライターの田幸和歌子さんは「やなせ氏にとって弟はコンプレックスの対象でもあり、特別な存在。その喪失感は大きかった」という――。
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