太平洋戦争 沖縄戦:生き残った大隊長の詫び状、苦悩・悔恨つづり600人の遺族へ…356通の返信が物語る戦火の悲惨さ

太平洋戦争末期の沖縄戦で部下600人を失い、自らは生き残った元大隊長が、戦後遺族一人ひとりに詫び状を送り続けた。その数は356通に及び、返ってきた返信には戦争の無念や家族の悲しみが綴られていた。彼の悔恨と遺族の声は、戦火の凄惨さと平和の尊さを静かに物語っている。

沖縄戦で生き残った大隊長の詫び状、苦悩・悔恨つづり６００人の遺族へ…３５６通の返信が物語る戦火の悲惨さ

【読売新聞】　沖縄戦で歩兵大隊長として首里の防衛作戦にあたった元陸軍大尉の伊東孝一さん（２０２０年、９９歳で死去）は戦後、戦死した部下約６００人の遺族に「 詫 （ わ ） び状」を出し、悲しみや憤りなど複雑な感情がこもった３５６通の

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