フィンランドの｢つり目ポーズ｣が大炎上…なぜ差別する相手に｢中国人ではなく日本人だ｣の反論が無効なのか | PRESIDENT Online（プレジデントオンライン）

🌍 【激震】フィンランド「つり目ポーズ」が大炎上の必然。なぜ差別に対し「私は日本人だ」という反論は無効なのか？専門家が指摘する“東アジア一括り”の残酷な現実と、私たちが知るべき世界の視点を徹底解説

差別の矛先は、国籍ではなく「外見」にある。この記事は、ミス・フィンランドの投稿から始まったアジア人差別問題を詳報。怒った日本人が発しがちな「中国人への差別であり日本人には無関係」という反論が、なぜ欧米では通用せず、むしろ差別を肯定する加害側に回るリスクを孕むのか。東アジア人を一括りにする「オリエンタリズム」の根深さと、尊厳を守るために日本人が本当にアップデートすべき人権意識を徹底解説します。

【「自分だけは違う」という思考が招く、最悪の孤立】

ポーズの歴史的背景：「つり目」は特定の国ではなく、アジア人全体の身体的特徴を卑下する記号。そこに国籍の区別は存在しないという現実。
「日本人ならOK」という幻想：海外から見れば、日本人も中国人も同じカテゴリー。仲間割れのような反論が、国際社会でいかに「滑稽で悲しい」と映るのか。
真の対抗策とは：「誰に対する差別であっても許さない」という普遍的なスタンスの欠如が、結果として日本人の地位を押し下げている構造的欠陥。

ねぇ、あなたが「自分は礼儀正しい日本人だから、あの国の人たちとは違う」と、自分だけは“差別の安全圏”にいるつもりで特等席に踏んぞり返り、被害者の背中を撃つことで自分の品格を守ったつもりで満足しているとき、差別という名の巨大な怪物は、あなたのその「選民意識」を格好の餌食として笑い飛ばし、いつの間にかあなたの誇りを“区別もつかない黄色い皮膚の塊”へと書き換えようとしているのですが、あなたは、ある日鏡の中の自分が「差別を黙認した臆病者」に変わったとき、その歪んだ顔を愛する子供たちに正視させる勇気、ありますか？あなたは、もし自分が「ポーズ」の標的になったとき、隣に立つはずだった仲間を切り捨てた自分の過去を、後悔せずに飲み込めますか？
また、次回！